韓国のコミュニティサイトより「【下落するウォン】為替レート1484ウォン突破、国民年金の為替スワップも「色あせ」」というスレの反応を翻訳して紹介します。
【下落するウォン】為替レート1484ウォン突破、国民年金の為替スワップも「色あせ」

金融当局が国民年金との為替スワップ延長など、強力な為替市場安定化策を講じているにもかかわらず、ウォンの価値は下落している。
23日、ソウル外国為替市場での米ドルに対するウォン相場は、午前9時59分時点で前日比3.30ウォン(0.22%)上昇した1484.10ウォンで取引されている。
この日の為替レートは、0.1ウォン下落した1480.0ウォンで取引を開始した後、1480ウォン台で上値の重い展開が続いている。今年の最も高い始値(4月9日・1484.0ウォン、最高値1487.6ウォン)はすでに上回り、8か月ぶりの最高水準を記録している。
一部では、為替上昇の要因として、円安と輸入企業の決済需要による上昇圧力が作用していると分析している。円/ドル相場は先週、157円後半まで上昇した後、日本の外国為替当局による口先介入で156円台に下落した。現在の円/ドル相場は156.62円で取引されている。
ただし注目すべき点は、主要6か国通貨に対するドルの平均的価値を示すドルインデックスが98.18と、ドルの価値が顕著に強含んでいる状況ではないという点だ。ドルインデックスは100を基準に、100を上回るとドル高と解釈される。
こうした中、専門家は為替上昇の原因を、外部要因よりも国内要因に求めている。オ・ジョングン韓国金融ICT融合会長は〈マイデイリー〉との電話取材で、「財政を過度に拡張したことでウォンの価値が下落しているうえ、財源調達のための国債発行が続き、国債価格が下落した結果、外国人が国内債券投資を敬遠し、売却して流出している」とし、「さらに国内経済が不安定なため、いわゆる“西学アリ”が海外投資を行っている影響も一定程度あるといえる」と分析した。
さらに、「我が国の企業は輸出を多く行っているが、輸出企業が稼いだ資金を国内に持ち込んでいない」とし、「国内の投資環境が良くなく、為替も不安定なため、利益を国内に戻さない状況であり、これらすべてが外国為替市場におけるドル供給不足を招いている要因だ」と指摘した。
金融当局が実施している国民年金との為替スワップなどの為替安定化策も、1480ウォン台の為替レートを食い止めるには力不足とみられている。
当局と国民年金は今月15日、為替スワップ取引の年間限度額を650億ドルに設定し、契約期間を1年間延長することで合意した。為替スワップは、為替市場が不安定な際に、国民年金の海外投資に伴う現物為替の買い需要を当局が吸収する効果があり、市場の変動性を緩和する手段として活用されている。
また当局は、国民年金の運用収益率の悪化を考慮した「戦略的為替ヘッジ」についても、来年まで追加延長するなど、為替市場の安定化に向けて利用可能な手段を総動員している。
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韓国の反応
天井があればまだマシなレベル。
そもそも1480くらいが天井だったのに、気付いたら天井までの距離がどんどん開いて、今はどこに天井があるのかもわからないレベルだ。
ドル指数も100を下回っていて、グローバル要因より国内要因のほうが大きいように見える。
財政拡大と国債発行の増加、外国人の債券離脱、企業と個人のドル保有心理まで重なった結果だと思う。
国民年金の為替スワップは短期の変動性緩和用で、構造的な為替下落の手段ではないから、「物足りない」という評価も理解できる。
結局、為替安定は市場の信頼回復と、財政・金融政策の一貫性なしでは限界がある。
今は短期処方より基礎体力を見るべき局面だと思う。
一つ一つ挙げるのも難しいほ解決しなければならない問題が多すぎる。
中央政府に倣って自治体の首長たちも消費クーポンで金をばらまくのが目に見えている。
こんな状況の中で、更にドル為替が上昇しない訳がない…(ブルブル
経済がどんどん朽ちていく…(ブルブル
結局、政策失敗コースに向かってるww
あれだけ称賛されていた経済トップ、最後に間違えて真っ逆さまだww
こう大ざっぱに計算して、
3000万ドル=300億、
みたいに感覚で推測できた。
もうそれも無理だな。
でも最近の日本の例を見て、まさか……という気もしてきた。
自分の信念が正しいと歯を食いしばって黙り込むことが、本当に国にとって正しいことだとでも?
どうせ物価も為替もすでに爆発してる。
金をばらまいた分を今さらどうするつもりなんだ。
本当にかなり厳しい状況になった。