韓国のコミュニティサイトより「なぜ海苔は、我が国でしか食べられてこなかったのだろうか。」というスレの反応を翻訳して紹介します。
なぜ海苔は、我が国でしか食べられてこなかったのだろうか。
これほどおいしい食べ物なのに、欧米はもちろん、日本や中国にも、海苔のような食べ物はなかった。
海苔そのものは我が国が発祥で、日本も我が国から輸出されて食べ始めたはず。
今では海外でも人気があることを見ると、我が国の味覚にしか合わないというわけでもなさそうなのに、なぜ食べられてこなかったのだろうか?
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韓国の反応
海苔の養殖を、我が国のように本格的にやっている国はあまり多くないはずだけど?
ありとあらゆる草を食べるこちらのほうが、むしろ変なんだよ。
キンパが韓国固有の料理だという主張は、海苔の歴史を根拠にしている。
すでに『三国遺事(1281年)』には、海苔を食べていたという記録があり、『本草綱目(1596年)』にも、新羅の人々が腰に藁縄を結び、深い海で海苔を採取していたという話が載っているという。
一方、海苔の最初の養殖は1650年頃、全羅南道・光陽の金汝翼によって行われ、太仁島で松や栗の枝を利用する方法だったとされている。
このように海苔が早くから存在していた上、こちらには固有の包んで食べる文化があるから、海苔でご飯を包んで食べる文化も自然に存在していたはずだ、という推論になる。
その『三国遺事』にある「海苔で包んで食べた」という話を、現代のキンパと同一視するのがおかしい。
それを再現したという、いわゆる「キムサム」という料理を見てみろ。
あれのどこがキンパなんだ?
日本で海苔を食用として食べたという記録は、18世紀半ばになってようやく出てくる。
こちらは日本より少なくとも300年以上早い記録がある。
陶磁器の事例を見ても、誰が見ても、海苔を作る技術を日本がこちらから学んだか、あるいは盗んでいったものだ。
食用化において数百年も先行していて、さらにご飯を包んで食べる包み飯文化まであった国で、果たしてキンパの起源となる海苔包みご飯を、日本が先に開発したと言えるのか?