韓国のコミュニティサイトより「どうして茶道は日本文化のように感じられるのだろう?」というスレの反応を翻訳して紹介します。
どうして茶道は日本文化のように感じられるのだろう?
中・韓・日に共通してある文化のはずだが、始まりは中国だったのではないかと思う。
しかし、メディアでは主に日本式の茶道が多く取り上げられているように見える。
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韓国の反応
日本人特有の感性によるものだろう。
アメリカ・ボストン美術館に勤めていた岡倉天心が、1906年に書いた書籍によって、日本の茶道が世界的に知られるようになった。
バーベキューもどこにでもある文化だが、テキサス・バーベキューが有名なのと同じことだろう。
中国や日本に比べて、我が国にはそういったものがほとんど存在しないレベルだ。
これもマーケティングの成果。
戦国時代には大名の間に広まっていた。
僧侶たちと共に。
我が国にも茶道は一応存在するが、そもそも朝鮮時代には特に盛んだった文化というわけではない。
自分もお茶に関心がある方だけど、我が国に本当に茶道というものがあったのかすらわからない。
>>我が国に本当に茶道というものがあったのかすらわからない。
一応、存在はする。
南山コル韓屋村や景福宮などで体験したこともあるけど、歴史的に確立されているかと言われると、それは自分もよくわからない。
>>一応、存在はする。
根拠のない話だ。
我が国の茶道について語る際には『東茶頌』が取り上げられるけど、そこにも茶道と呼べるような形式的な行為は出てこない。
お茶を飲む文化は高麗時代に栄え、朝鮮時代にもある程度続いたが、それを茶道と呼ぶのは別の話だ。
現在、我が国で「茶道」として体験できるもののは、一部の昔の断片的な要素に日本式の茶道を加えた、根拠のない現代的な再構成に過ぎない。
日本では、支配層が主導して広めた文化だった。
お茶を飲む行為に高尚な趣味という領域を重ね、日本特有の文化的装飾を加えて、海外に広めることに成功した。
韓国の茶道文化は完全に絶滅したようなものだから、入り込む余地がない。
中国か日本かで言えば、日本の茶文化が世界的に先に知られるようになった。
日本が茶文化において、礼儀をより厳格に守ったからじゃないかと思う。
茶道というのは日本的な要素が多く入っていて、ただお茶を飲むこととは本来関係ない。
茶礼はもともと仏教系の伝統だった。
朝鮮時代は儒教を尊び仏教を抑えたから、当然衰退した。
中国と韓国では、茶はただの飲み物。
日本では一つの文化だ。
茶室まで作るほどだから。