韓国のコミュニティサイトより「最近発表された世界文化力ランキング.jpg」というスレの反応を翻訳して紹介します。
最近発表された世界文化力ランキング.jpg
最近発表された、グローバル・ソフトパワーを指数で集計する、世界で最も権威あるファイナンス誌が選定した基準による、世界のソフト文化力パワーランキングの統計を紹介する。
他の機関は信頼性や引用頻度が極めて低く、順位の変動も毎年一貫性がなく大きすぎることから、ファイナンス誌が現在Google検索でも最も引用されており(事実上、独走状態)、ソフト文化パワーのランキングは、実質的にこの Finance’s のものが基準となっている。
【2025年 ソフト文化パワーランキング】
1位 アメリカ
2位 中国
3位 イギリス
4位 日本
5位 ドイツ
6位 フランス
7位 カナダ
8位 スイス
9位 イタリア
10位 アラブ首長国連邦(UAE)
◆ソフトパワーとは?
辞書的な意味としては、
ソフトパワー(Soft power)または「軟性権力」とは、望む結果を引き出す一種の「魅力」のこと。
ハードパワー(Hard power)が軍事力、経済力、資源などで相手の利益を脅かして行動を強制する能力であるのに対し、ソフトパワーは、相手が自ら進んでそうしたくなるように仕向ける力――つまり「文化的影響力」を指す。
我々が一般に思い浮かべる大衆文化だけでなく、哲学・伝統文化・芸術・言語・宗教・教育・国力・国家イメージなど、総合的な要素を含んだ数値。
ここ2年の順位の推移を見ると、中国が1段階ずつ順位を上げており、儒教+漢字+伝統文化+国力などの要素で高評価を得ているようだ。
2025年基準
2024年基準
2023年基準
◆UAE(アラブ首長国連邦)の順位が高いことに疑問を感じる人がいるかもしれないので、その理由を挙げると:
1.グローバル・ハブとしての役割
ドバイやアブダビを中心に、中東を超えた世界的な文化のハブ機能を果たしている。
2.文化・芸術への投資と政策
例:ルーヴル・アブダビ(フランスのルーヴル美術館との協力によって設立された世界的な美術館)
3.メディアおよびブランド影響力
CNN、BBCなどの中東支局が拠点を置き、世界的なメディアの影響を持つ。
エミレーツ航空やエティハド航空など、世界的に認知されたブランドで国家イメージを高めている。
F1アブダビGPやUFC大会の誘致など、スポーツやエンタメイベントでも国際的に注目を集めている。
こうした複合的な要素で、高い評価を受けたと見られる。
◆韓国の順位が思ったよりも低かった理由について、いくつか資料を調べてみたところ:
K-POPの売上構成を見ても、実際の海外輸出規模は1兆ウォン程度で、その過半数が日本市場での売上であることが分かった。
国内売上も含めると、K-POP売上全体の90%は日本+韓国市場で生まれていると言ってよい。
ttps://x.gd/BZp3q
韓国の反応
ポケモンは侮れない。
侍や忍者のような存在も含めて。
ジャスティン・ビーバー、アヴリル・ラヴィーン、カーリー・レイ・ジェプセン、ザ・ウィークエンド、ニール・ヤング、ドレイク、Sum 41以外に何がある?
FakerやK-POP以外に、今国際的に著名なスターや文化は何があるのか?
その2つでさえ以前より影響力は落ちている。
ある程度文化が浸透しているのは確かだが、我々は海外での韓国のニュースばかり目にしているから、相対的にそう見えるだけ。
極端な話、街を歩けばベトナムのフォーの店がそこら中にあるが、だからといって今がベトナムブームか?
K-POPや韓国料理は最近ようやく知られるようになってきた程度であって、正直なところ中華料理、日本料理、ゲームにおける中国と日本の世界的な地位を考えれば、韓国は永遠に端役にとどまるしかない。
そもそも人口5千万の取るに足らない国から、どんな文化的パワーが出てくるというのか?
K-POP、Kドラマ、Kビューティー、Kバラエティなど、韓流コンテンツは非英語圏の中で世界市場で最も際立っていて、全世界的にファンダムとコンテンツ消費を生み出す構造的な競争力を備えている。
中国と日本は内需市場は大きいが、グローバル進出の成果や文化拡散力の面では韓国に大きく劣っている。
Netflixの韓国ドラマも金を稼いでいるのはNetflixの方だ。
それがKポップの限界だ。
サウジやUAEを見れば、アメリカのPGAすら買収し、正統なものを一つひとつ手中に収めている。
力がないわけがない。