韓国のコミュニティサイトより「再び盛り返しているという日本の映画界」というスレの反応を翻訳して紹介します。
再び盛り返しているという日本の映画界

日本映画の興行収入(単位:円)
2020年 1092億
2021年 1283億
2022年 1481億
2023年 1465億
2024年 1558億
上映スクリーン数
2020年 3616
2021年 3634
2022年 3675
2023年 3653
2024年 3648
2021年
カンヌ映画祭 脚本賞・国際批評家連盟賞・エキュメニカル審査員賞
『ドライブ・マイ・カー』 監督:濱口竜介
ベルリン映画祭 銀熊賞
『偶然と想像』(6) 監督:濱口竜介
2022年
アカデミー国際長編映画賞、ゴールデングローブ外国語映画賞
『ドライブ・マイ・カー』() 監督:濱口竜介
2023年
カンヌ映画祭 脚本賞
『怪物』() 監督:是枝裕和、脚本:坂元裕二
ヴェネツィア映画祭 銀獅子賞(審査員大賞)・国際映画批評家連盟賞
『悪は存在しない』() 監督:濱口竜介
アカデミー賞 長編アニメーション賞
『君たちはどう生きるか』 監督:宮崎駿
アカデミー賞 視覚効果賞
『ゴジラ-1.0』
2024年
カンヌ映画祭 国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞
『ナミビアの砂漠』 監督:山中瑶子
ゴールデングローブ アニメーション作品賞
『君たちはどう生きるか』(②) 監督:宮崎駿
2025年
ロカルノ映画祭 金豹賞
『旅と日々』(1) 監督:三宅唱
ベルリン映画祭 短編映画 銀熊賞
『普通の生活』 監督:水尻自子
ヴェネツィア映画祭 オリゾンティ部門 審査員特別賞
『ロストランド』 監督:藤元明緒
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監督の世代交代に成功して、海外映画祭での受賞実績も良い方だと言われている。
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韓国の反応
マニア層もかなり増えたらしい。
でも次回作を作るまでの時間が長すぎる・・・。
日本は学園ドラマが人気だから季節ごとに出てきて、その中で若い俳優が育つ。
韓国は学園もの自体が本当に少なくて、あってもアクションだけがヒットする。
そしてヒットしなければ「誰が新人俳優なんて使うんだ」と嘲られる。
2018年頃だった。
特に是枝監督は子役や新人俳優をとても上手く使うし、すごく気を配っていた。
それが続いて、新人やスタッフなど、映画界の中で比較的立場が弱かった人たちも少し力を得たというか、押し上げられたというか・・・。
そこから全体的にうまく回っている雰囲気がある。
商業へ上がるための“はしご”が壊れている。
以前は本気で日本映画が「衰退している」と大騒ぎしてたのに。
日本だって少し前までは本当にもう駄目だと思われてたんだから。
一方で日本がうまくいっている、ユニクロの売上が良い、みたいな記事ばかりがよく出回る。
韓国で一生懸命やっている人たちのニュースはあまり出ないから、もどかしく感じる。
向こうは投資がいろいろな方面から入るから、我が国みたいに大企業が投資を断ったら作品が行き場を失う、という構造じゃない。
いまだにポン・ジュノやパク・チャヌクで止まっている。
その次を担う監督が出てこない。
もうこの映画ではしばらく勝てないと思う。
我が国の映画業界もそうなればいいのに。