韓国のコミュニティサイトより「日本にないのが不思議な料理」というスレの反応を翻訳して紹介します。
日本にないのが不思議な料理

日本には醤油がないのか? いいえ。
生ものへの抵抗があるのか? いいえ。
漬け物のような保存食が発達していないのか? いいえ。
海産物の供給が乏しい国なのか? いいえ。
日本人の味覚に合わない料理なのか? いいえ。
日本に存在していなかったこと自体も不思議だし、それを日本人たちが韓国の人以上に熱中していることも不思議に感じる。
カンジャンケジャンが苦手な韓国の人は見たことがあるけど、苦手だという日本人は見たことがない。
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韓国の反応
だからカニのような甲殻類は生で販売することが禁止されている。
カニは集団食中毒を起こしやすい食材だから、理解できなくもない。
熟成させたホンオ(エイ)も、ヨーロッパにほぼ同じ料理があるらしい。
我が国でもカンジャンケジャンが傷んでいるのに気づかず食べて食中毒になることがよく起きる。
ただ「流通」と「長期保存」に向いた技術がなかっただけで、作って食べること自体は当時でも十分可能な料理だった。
しかも日本の食文化を考えると、特定の地域だけで食べられる季節料理として存在していてもよさそうなのに、全くなかったと聞くと、韓国人としては「そういえば、どうしてないんだ?」となる。
有力な推測のひとつとしては、韓国で主に食べられてきたカニはチョウセンモクズガニやワタリガニで、漬けても問題が少なかったが、日本で主流なのはベニズワイガニ・ズワイガニ・ケガニで、漬けるのに適していないから、普通に加熱して食べる文化が定着したのでは、という説がある。
我が国でも作り方を間違えると食中毒になるのに、我が国より暑くて湿気の多い日本では、ゲジャンになる前に腐ってしまうと思う。
韓国の醤油と日本の醤油は違うから、初めから漬けるという発想がなかったのかもしれない。
韓国は中国との交流が続いて、多くの生活文化を取り入れてきたけど、日本はそうではなかった。
カルグクスのような麺文化も、朝鮮通信使が初めて日本に伝えたらしい。
結局は日本の食べ物のほとんどは我々によってもたらされたもので、カンジャンケジャンはたまたま日本に伝えられていなかっただけというのが正しい。
アユもあれほど好きなのに、生では食べない。
サーモンも淡水と海を行き来するが、養殖で食べるようになったのは最近。
気候の問題か、塩蔵技術がなかったからかは分からないが、淡水魚の生食文化はなかった。